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主要通貨の特性

それでは、FXにおいて取引される通貨の中でも、主要な通貨の特性について説明します。

(1)米ドル
前述の通り世界の基軸通貨であるため、米国の経済指標結果や金利動向によって、売買のタイミングが大きく左右されます。

(2)ユーロ
前述の通り、米ドルを脅かす「第二の基軸通貨」であり、ユーロはドルが売られた時の避難通貨という位置づけで買われることも多いです。また、投機筋から見ると、ユーロから資金を引き出す際、代わりに買えるのはドルしかないという実情もあるため、ユーロと米ドルとは逆の動きをしやすい傾向があります。

(3)英ポンド
ある程度政策金利が高めな点から見て、スワップ金利を確保しやすい通貨であり、最も高い人気を持つ通貨の一つと言われています。また、値動きも激しいため、デイトレードにも向いています。

(4)豪ドル
高金利通貨であると同時に「資源国通貨」という側面から、大変高い人気を誇る通貨です。オーストラリアは自然、天然資源に恵まれた国であるため、これらの国外輸出産業が栄えると、本通貨の価値が高まり、買いが集中する傾向にあります。

(5)ニュージーランドドル
豪ドルと同様に高金利通貨である同時に、豪ドルに連動して値動きする、非常に面白い通貨です。というのも、ニュージーランドの主要産業は農作物であり、その輸出先の大部分がオーストラリアなのです。そのため、オーストラリアの景気や経済動向に連動して、通貨の価値が決まると言えます。

(6)カナダドル
カナダはオーストラリアと同じように資源国であり、原油価格や金価格の動向に左右される通貨です。但し、。カナダの金利水準は低いため、金利の面では魅力的とは言えず、それほど売買されることはありません。

(7)スイスフラン
「有事の際の非難通貨」として知られており、特に米ドルに対しての避難先通貨として扱われる傾向にあります。但し、実際にそうしたケースでの取引は長続きしません。つまり、有事が勃発した際、瞬間的に買われるのですが、 少し時間が経つと元の水準に戻ってしまう傾向にあります。